エルドアカジノ

1972年（昭和47年）にPCB絶縁油の製造は中止されました。しかし、2002年（平成14年）7月になって、PCBを使用していないはずの電気機器の絶縁油に、微量のPCB(数mg/kg〜数十mg/kg程度）が含まれていることが判明しました。1990年初頭までに製造された電気機器には、微量PCBの混入を否定できず、保管事業者は、廃棄の際に絶縁油の分析を求められております。
分析の結果、低濃度（微量）PCB（0.5mg/kg超〜5,000mg/kg未満）汚染に該当する電気機器は、国から認定を受けた処理施設でのみ処理を行うことができますが、現在、全国で処理ができる民間施設が整備されております。

エルドアカジノでは、全国全ての自治体から特別管理産業廃棄物（廃PCB等、PCB汚染物）の収集運搬許可を取得し、低濃度PCB無害化処理認定施設と連携し、汚染絶縁油（廃PCB等）、汚染廃電気機器等（PCB汚染物）の収集運搬を行っております。
「低濃度（微量）PCB収集・運搬ガイドライン」を遵守し、鉄道、船舶、陸送（トラック、トレーラー、タンクローリー）など、保管事業者様のニーズと目的地の受入条件に合致した、最適な物流手段をご提供いたします。

低濃度（微量）PCB汚染絶縁油（廃PCB等）

低濃度（微量）PCB汚染絶縁油は、消防法第４類第３石油類に分類されます。その危険性は低いものであっても保管数量に応じ消防法に準拠した施設での保管が求められる場合があります。（管轄消防署にご確認下さい。）
製造より数十年経ち、その多くは保守点検を行っていないものが多く、漏洩リスクが高まっているといえます。保管事業者様にとっては、万一の漏洩による周辺構造物などの被汚染物の処理も将来のご負担となるため、絶縁油のみであっても先行して抜油処理することをお勧めしております。
施設に多量に保管されている事業者様向けには、危険物大型タンクローリー（PCB汚染絶縁油専用）により、又、少量保管の事業者様向けには、ドラム缶により絶縁油を回収し、全国の無害化認定業者まで収集運搬を行います。
エルドアカジノは、電力、鉄道、重電メーカー等多量保管事業者様を中心に、全国数多くの保管事業者様から絶縁油の抜油、運搬業務のご依頼を受けております。自社作業マニュアルを確立し、PCB取扱い従事者教育を徹底しており、安心、確実な作業をご提供いたします。

低濃度（微量）PCB汚染絶縁油専用タンクローリーラインナップ

低濃度（微量）PCB汚染廃電気機器（エルドアカジノ）の収集運搬

低濃度（微量）PCB汚染絶縁油が混入していた電気機器の処理は、国が認定する民間処分施設（一部自治体による許可も含む）で処理を行うことができます。当社は、全ての施設への収集運搬を行うことができます。
施設ごとに受入基準（受入できる電気機器の種類、寸法、絶縁油有無、運搬搬入方法）が異なりますので、目的地の条件に合わせた最適な物流手段をご提供いたします。

弊社は、長年にわたり、重電メーカー様のご依頼により、数多くの重電設備の運搬、搬出入を手がけており、重量品の荷捌きに長けております。又、処分のための運搬のみならず、保管場所の集約、補修作業等も行うことができます。
搬出困難な場所からの機器を運びだし、超大型電気設備の重トレーラーを用いた収集運搬等、高度な施工技術を伴う物件について、自社で一貫して対応できるのが、当社の強みです。

特高変圧器収集運搬

現地施工事例

その他付帯サービス

ビルの地下や屋上等の電気設備や、設置当時の道路事情が変わり、そのままでは、運びだしが困難な大型機器については、現地切断、解体作業も、承ります。
橋梁塗膜（低濃度PCB）が収納された容器（ドラム缶、ペール缶等）の現場サイドからお客様施設間の移動、無害化認定業者向けの収集運搬についても、全国対応可能です。