SCM
<英語・別名称>Supply Chain Management
サプライチェーンは、調達から生産、流通、小売りを経て消費者まで届くまでのプロセスを指しますが、SCM(サプライチェーン・マネジメント)はそのプロセス(過程)を1つの流れとして捉え、企業間の枠を取り払って最も効率的な供給体制を実現するための経営管理手法のことです。
1982年に米国のコンサルティング会社ブース・アレン・ハミルトンが提唱し、「供給連鎖管理」と直訳されています。
POSなどの販売実績から需要予測を行い、生産や出荷計画を立て、タイムリーに商品を供給するとともに、在庫の圧縮、リードタイムの短縮を図り、コスト削減を実現します。
調達・生産・流通・小売りをそれぞれつなぐ物流は当然、最重要テーマに位置づけられます。
このため、物流センター機能や輸配送ネットワークの拡充に取り組み、SCMを支援する動きも強まっています。